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マラソン

2019/5/30

【全5回連載企画】Sonar Pocket eyeronさん「走る、その先へ」最終回 全ての「走る仲間」へのメッセージ

アーティストでありながら、アスリートの一面も持ち、最高記録はフルマラソン2時間43分45秒(2017年大阪マラソン)。そんな二刀流アーティスト、Sonar Pocket eyeronさんに「走る」をテーマに、その魅力やエピソードをお伺いしました。みんな誰もが初心者ランナーからのスタート。eyeronさんはどのように走る魅力に引き込まれていったのでしょうか。

最終回 全ての「走る仲間」へのメッセージ

――いよいよ本連載も最終回となってしまいました。今回は『全ての「走る仲間」へのメッセージ』と題し、eyeronさんと同じゴールを目指すランナーの皆さんへの想いをお伺いできればと思います。まずは、まだ走り始めていないランナー予備軍の皆さんへ、一言お願いします。

走り始めるきっかけは、本当に人それぞれだと思います。ダイエットが目的であったり、体力をつけるためであったり。少しでも良いので、まずは走り始めて欲しいなと思います。そんな小さな一歩の積み重ねの先で、ぜひマラソンにも挑戦をしてもらえたらなと思います。マラソンを完走する事って、本当に人生で1,2を争うくらいに感動できる瞬間になりますし、新たな自分に出会えるきっかけにもなります。
大人になると、なかなか大きな達成感を得る機会って少なくなってきますよね。必ずマラソンのゴールにはその大きな達成感が待っています。参加費を払ってでも、大会に参加する価値は必ずあります!

――それでは、走り始めてみようと思い始めた皆さんへ、eyeronさんのご経験を踏まえ、アドバイスをぜひお願いします。

ただ単純に走ることだけを考えると、難しい技術はいらないと思います。だからこそ、「走る基本」を大事にしてもらいたいと思います。「走る基本」とは、フォームのことです。自己流でも走ることは出来ますが、必ずどこかに問題があるものです。体の重心がずれているために、どちらかの足に負担がかかり続けた結果、痛みが生じたり・・・・・。楽しく走るからこそ、体に過度な負担をかけずに続けてもらいたいと思います。今はたくさんの「走り方クリニック」がありますので、まずは正しい走り方を習ってみるのも一つの方法だと思います。正しいフォームで走ると、練習の効果も表れやすいですよ。
また、練習前後のケアを大事にしてください。走り始めた当初、私も走る前のストレッチや走った後のクールダウンは全くしないことがほとんどでした。ケガの防止だけでなく、練習の効率を上げるためにもぜひしっかりと行ってください。実際に行うと行わないとでは、練習後の疲れの感じ方などが全く違います。

――だれでも走ることができるからこそ、基本が大事になるんですね。走るにはシューズ以外の道具はあまり必要ないのかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

初めて走る方は、スポーツ店の方とよく相談して、自分のテンションが上がるようなシューズを選んで欲しいなと思います。今は色々なメーカーさんからたくさんのランニングシューズが発売されていて、どれも特徴的な機能を持っています。とは言え、走り始めたばかりで、その機能性の違いを感じるのは難しいと思います。それならば、足にしっかりフィットして、自分の気分が盛り上がるようなシューズを選んでみてください。お気に入りのシューズが出来たら、走ることがもっと楽しくなりますよ。また、走り始めたばかりの方は無理をしがちなので、足に痛みを抱えてしまうこともあります。
それを防ぐためにも、サポーターなども積極的に取り入れてもらえれば、けがや痛みの防止につながると思います。これもスポーツ店の方にぜひ相談してみてください。走ることが習慣になっていき、「楽しい!」と感じるようになったら、道具にも興味がどんどん湧いてくるようになると思います。僕も新しいランニングシューズが発売されるたびにワクワクして、商品レビューを読んでみたり、実際に試したりします。今は走るシチュエーションに併せて数種類のランニングシューズを使い分けています。ランニングシューズはランナーの「相棒」です。ぜひ皆さんにとって最高の「相棒」を探してもらいたいですね。

――なるほど、お気に入りのシューズと一緒に出掛ける感じならば、少し苦しい練習でも気分を盛り上げて取り組めそうですね。とは言え、せっかく走り始めたにも関わらず、「長く続かない!」という方もいるかと思います。そんな方はどうすればよいでしょうか。

「走る」って個人競技ではあるのですが、走る仲間を見つけてほしいと思います。もちろん1人で走るのもいいですが、仲間と走ったほうがいつもより頑張れたり、実力以上の力を発揮させてもくれます。走り始めたばかりのランナーの方々は是非、ランニングコミュニティーに参加してみてはいかがでしょうか。ランニング仲間共に、走ることを長く・楽しく続けてもらえたらと思います。
僕の個人的な感想ですが、ランナーの方は、自分自身と向き合う機会が多いおかげか、基本ポジティブな方が多いと思います。真っ直ぐ思いをお持ちだったり、自分の気持ちに正直だったり。ランナーにはご年配の方も多いですが、ベテランランナーのバイタリティー、そして走ることにかける情熱はまさに第2の青春そのものといった感じで、僕もすごく刺激を受けています。

――話は変わりますが、eyeronさんはアーティストとアスリートのいわば「二刀流」でいらっしゃいます。eyeronさんがお考えになる、アーティスト活動とアスリート活動の共通点を教えてください。

コツコツと積み上げることの大切さですね。一つの楽曲が出来上がるまでに、何度も何度もトライして、リリースというゴールを目指しています。マラソンも同じで、毎日毎日練習して、自己ベスト記録という自分だけのゴールを目指しています。マラソン練習でのメンタル面での苦しみは、楽曲を作るときの生みの苦しみに似ていると思います。

――走ることで音楽活動に良い影響はありましたか?

自分の言葉に説得力が増したのではないかと思っています。僕はステージからファンの皆さんにメッセージを届けるのが仕事です。だからこそ、自分の言葉の重みが本当に大事だと考えています。ファンの皆さんに「頑張れ!」って叫んでいる自分が、頑張っていなかったら、その言葉には説得力がないじゃないですか。
走ることを通じて、「こんなにきつい練習を乗り越えている」という日々の積み重ねが生まれ、自分の土台になっているように感じます。表現が難しいのですが、走ることで自分の大事な部分に磨きをかけている感覚です。このコラムを読んで下さっている皆さんも、お仕事や学業などで大変な毎日を過ごされていると思います。きっと皆さんも、「走り続けた」という日々の積み重ねが、ご自身の大きな力になり、本当に苦しい場面やつらい場面で、自分を支えてくれる原動力になってくれると思います。

――日々の積み重ねが、自分を支える土台になっているということですね。たくさんの貴重なお話、本当にありがとうございました。最後に、eyeronさんの今後の目標や取り組んでみたい事を教えてください。

目標としては、フルマラソンで2時間35分を切ることです。記録達成に向け、スケジュールをしっかりと組んで練習に取り組んでいます。もちろん記録が達成できるように努力を重ねますが、もし達成出来なかったとしても、ありのままの自分を受け入れたいと思っています。そこに向けて重ねた努力こそが本当に大事なことだと思いますので。僕は根っからのポジティブ思考なので、達成するまで挑み続けます!
今後取り組んでみたい事ですが、いつか「音楽×ラン」のイベントを開催したいなと考えています。僕は走ることが本当に好きです。走る全ての「仲間」たちと共に楽しめるような、最高の瞬間を創り上げたいと考えています。

――全5回でお送りした、Sonar Pocket eyeronさん「走る、その先へ」、いかがでしたでしょうか。「走る」ことの素晴らしさを存分にお話しいただきました。ご自身の本当に走ることが好き、いう気持ちが、ひしひしと伝わってきました。春を迎え暖かくなってきました。ぜひこれを機に、皆さんも「走る」毎日、始めてみませんか?最後に、eyeronさんの2時間35分達成、心より応援しております!

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