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マラソン

2020/4/24

NMB48 キャプテン小嶋花梨が初マラソンに込めた想い 『走り切った姿をグループの未来につなげたい』後編

ランナーの数だけ、走る理由がある。

健康管理、やりがい、達成感など様々な要素がありますが、限界を超えた挑戦の先にこそ、描ける未来があると信じて走るランナーもきっといる。

3月1日に行われる『丹波篠山ABCマラソン』に並々ならぬ決意を持った女性が、NMB48キャプテンの小嶋花梨さん。

残念ながら、コロナの影響で『丹波篠山ABCマラソン』は中止になってしまったが、ABCテレビ『おはよう朝日です40周年記念特番 THE挑戦~みんな第一歩を踏み出そうSP~』で25キロマラソンに挑戦し、見事完走した。

そんな彼女がNMB48 10周年に向けて新しい挑戦を宣言し、その果てに描いている理想のキャプテン像やグループの未来予想図とは。初マラソンに向けて突き進んでいた、胸中に迫った。

*注 インタビュー時は、2月9日。

――走る時に自分なりに、こんな楽しみ方をしていることはありますか?

走る女性が増えたこともあり、最近はランニングウェアがオシャレなので、こういう部分でも楽しめるんだと初めて知りました。
仕事上、体型も意識しますけど、私は食べる事が大好きなので、走ったらその分食べれると思うと嬉しいですね(笑)。どれだけ食べても体の余分なお肉が無くなっている感じもしますし、いい影響しかないですね。
それと私は話す事が好きなので、一人で走るよりは誰かと走る方が好きで、それが楽しみになっています。

――今日のウェアも何かこだわりがありますか?

自分で選びましたが、「インナーの柄が一つずつ染めている」っていう一点モノです。同じ商品でもちょっとずつ柄が違うからいいなって。

いつもはモノトーンが好きだから、そっちを選びがちですけど。「ちょっと目立っていかないとな」と思ってピンクにしました(笑)。帽子とかも本番は真っピンクのものを被っていると思います。目立つと思いますので、応援してもらえたら本当に力になりますね。

――フルマラソンを走った人が共通して言うのが、沿道の声援に感動するようです。

やっぱり5時間くらい走るって時に、何も応援無いっていうのは悲しいんですけど、篠山は「なかなか来にくい場所だから」って言ってるファンの方も多くて。

メンバーも「行きたい!」とは言ってくれていますし、ゴールで待っててくれたら励みになるので,皆さんが来てくれるといいなと思いますね。

――走ってる時に音楽などは、聴きますか?

なんか自分の中でリズムが合うのが無くて聴いてないですよね。

いつも一緒に走ってくれるマネージャーさんとNMBの事を話しながら走ってます。

コンサートが控えているので演出考えたり、グループ内でこういう事があってこういうのは注意した方がいいのかなとか。

――結構、真剣なお話をされていますね。

自分はそういうのが好きと言うか、グループの事を考えるのが苦ではないのでそういう話ばっかりしてます。一時間で10キロくらい走るんですけど、そういう話をしてたらあっという間です。

――ー緒に走ろうってメンバーが出てくるといいですね。

いや、一緒に走ってくれるんですよ。前に練習に上西怜ちゃんと山田寿々ちゃんが来てくれて。私は練習やってきて体も慣れてきたから10キロずっと話しながら走るんですけど、さすがに二人はしゃべる体力無かったみたいです(笑)

――NMB48 の他に無い強みや魅力ってどんな部分ですか?

熱さやグループ愛ですかね。みんなグループ愛があるので「うちらNMBですけど何か?」みたいな堂々とした大阪らしい強さというか。

自分達はMCとかも強みだと思います。絶対に一回笑いを取りに行ってやるぞみたいなとことか(笑)

――NMB48 のキャプテンだからこその苦悩もあると思うのですが?

私、あんまり「自分の思い」とか伝えるのが苦手で、できれば注意とかもしたくなかったんですけど。「自分を変える時なんだなと」思ったので、この間はメンバー全員を集めてミーティングさせてもらったりとか、メンバーと一対一で話し合ったりとか、今はそういう事もしています。今は戦っています。自分とも戦っていますしグループとも戦っている感じです。

――その戦っている時に支えになった出来事ってありましたか?

こないだ前キャプテンの山本彩さんがMステに出ていて「イチリンソウ」を歌っていて、とても響きました。

自分達はこの一年全然伸びなかったのに、彩さんは一人でここまで頑張っているんだなと思って、卒業してからも私達にカッコいい背中を見せてくれています。でもそれに比べて自分達は何も変わってないな、このままじゃダメなんだなと思うし、いい刺激を与えてくれています。

――最後に小嶋さんの今後の展望をお聞かせください。

ラジオとかがすごく好きなので、MCアシスタントなど、そういうお仕事を少しずつ増やせていけたらと思ってますし、ちょっとずつ単独の仕事も増えてきているので、NMBを知ってもらうキッカケになれればと思います。

加入してからの目標だったのは、「NMBの魅力を伝えたい」ってのがあったので、キャプテンという立場になってから凄くやりやすくなりましたし、個性を活かしながらやっていけたらと思っています。

取材、文章/池田鉄平
写真/長田慶

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