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マラソン

2020/3/2

『熟年初心者が走ってみた』⑤UP RUN松戸江戸川河川敷マラソン大会

「LAWSON DO! SPORTS」 で大会エントリーの営業をしているにもかかわらず、運動らしい運動をしてこなかった当職が一念発起してダイエットを目的に運動を始めて2か月が経過しました。2月は毎週大会に参加させていただいてレポートしていますが、週3回~4回程度、夜中にランニングをしています。

練習と大会の合計で、2月末にちょうど2か月累計で200km走れました。普段トレーニングをしている方からすればまだまだ少ないと言われそうですが、自分がここまで走れるとは思っていなかったので驚いています。

 

このレポートをするきっかけとなったのは、3月1日開催予定だった「千葉県民マラソン大会」の10Kmに参加することが決まったことでした。10Kmを1時間15分の制限時間内に走り、レポートするという話が持ち上がり、大会にエントリーしました。残念ながら大会は中止になってしまいましたが、しかたがありません。

そこで、大会中止が決定してすぐ、UP RUNさんにご相談して「松戸江戸川河川敷マラソン大会」にお邪魔してレポートさせていただくことにしました。大会スタッフの皆様、ご協力ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

過去のレポートでは河川敷のコースを10Km走ってレポートすることが多く、レポートするポイントも限られてきます。本来ならば練習不足でさらに長い距離を走るのはまだまだ先のような気もしましたが、「ハーフマラソン」にチャレンジしてレポートすることにしました。

 

会場は松戸市にある松戸市古ヶ崎浄化機場付近の河川敷です。JR常磐線・新京成線の松戸駅から徒歩で20分程度。バスだと松戸駅から古ヶ崎一丁目バス停で下車し、徒歩5分ほど歩きます。

       

天候は快晴。気温は13℃、暖かくて風も穏やか。とても走りやすそうです。

 

受付の様子です。テントが並んでいる手前に荷物置き場、通路の向かい側に更衣室があります。

 

受付を済ませると、ゼッケン・大会パンフレット・参加賞(試供品のドリンク他)・計測チップなどを渡してくれます。計測チップは手首に取り付けるタイプです。

 

受付を済ませたタイミングでちょうど30kmの部がスタートしました。みなさん頑張ってください。

 

今回のコースは江戸川の右岸を片道5km北上する往復10kmのルート。武蔵野線の高架橋の手前で折り返します。土手の上の舗装路を走るので見通しの良いコースです。特に、復路は右前方に東京スカイツリーを見ながら走れます。他の大会では片道2.5kmのコースを使用することが多いですが、片道5kmのコースなのでハーフマラソンでも2周+α(1.095km)と周回数が少ないのが特徴だと思います。

 

ハーフマラソンの部は10:30スタートです。スタート20分前に説明会を開催、コースと注意点を説明してくれます。このご時世なので感染症対策についてもきちんと注意喚起していました。

説明会が終わると、記念写真を撮影し、その後準備運動を行います。

準備運動が終わるとまもなくスタートです。参加者が徐々にスタート地点に集まってきました。

初めてのハーフマラソン。練習でも最長で16kmしか走ったことがなく、完走できるか不安になってきました。

この場所に来る前は、何とか1kmを7分30秒ぐらいのペースで走ったら完走できるのではないかと甘い考えを持っていましたが、周りの人を観察するにつれてそんな甘いものではないと気付き始めました。

そして、その予感は走り出してすぐに的中しました。

10:30ちょうどにスタートしました。今回は携帯をポケットに入れてアプリを使用します。

スタートしてすぐのことです。1kmを6分程度で走り出したところ、あっという間に置いて行かれました。東京マラソンが中止になったため、この大会に流れてきた方が多く、全体のペースが速くなっているようです。

ハーフマラソンは、まず21.095kmのうち1.095kmを周回、スタート地点まで戻り、往復10Kmを2周します。端数の1.095kmを走ってすぐ、明らかにペースの速い人が追い抜いていきます。ゼッケンを見るとフルマラソンのみなさんです。柴又100kmのTシャツを着ている男性、力強く走り抜ける外国人女性ランナーなど、フルマラソンのゼッケンをつけている方々はかなり速いペースで駆け抜けていきます。

自分にとっては1kmを6分のペースを維持して走るのは10kmぐらいが限界です。徐々にペースが落ちていきます。特に3km~4km(復路では6km~7km)の区間は土手の上が塞がっていて、一旦土手の下に降りてから再び上るコースになっているので体力を奪われます。携帯アプリの1kmごとの計測でも距離を進むにつれて平均タイムが落ちていきます。往復10kmのコースを折り返すころにはかなりペースが落ちていきました。

残りの10kmは未知の距離。過去の10kmでは痛くならなかった部分が痛く感じ、明らかに練習不足が表れています。また、気温が上がっているのでしょう。風が弱いこともあり、走っていてかなり暑く感じました。

スタート地点・中間点・折り返し地点の3か所にある給水所をフルに活用して水分補給。後半に用意してくれた塩分補給のタブレットがおいしく感じてありがたかったです。

 

2回目の折り返し地点を走るころには、歩き始める人も目立ち始めてきました。ここが頑張りどころと奮起するもペースは上がりません。残り3kmを切ったぐらいでフルマラソンを走る女性ランナーの方が私を追い抜いた後、ペースが上がらないのか私より少しだけ早いペースで前を走っています。良い目標ができたと思い、ついていくように走って何とかゴールまで辿り着きました。ゴールしたころには脚がかなり痛くなっていて、止まった途端に痛くて歩くこともつらい状況でした。計測チップをゴール地点返却し、土手の下にある受付に向かうのですが、階段を下りるのが大変でした。

 

受付で「完走証」を受け取って、記録を見ることもなく荷物置き場に向かい、ブルーシートに座ろうとするのですがうまく腰を落とすことができずにひっくり返ってしまいました。ブルーシートに座りなおして水分を補給して、着替えを済ませました。

少し落ち着いてから「完走証」の記録を見ると2時間36分54秒でした。

地点1は11.095km、地点2は後半10Kmのタイムです。地点2のタイムの方が7分8秒ほど余分にかかっています。どれだけ後半バテテいたかがよく表れています。完走できたものの、満足できる記録ではなかったと思っていました。

ところが、このレポートをまとめるにあたり計算しなおすとギリギリですが、1kmを7分30秒のペースで走れていた様です(1kmを7分28秒のペース)。後半の落ち込みが酷過ぎて達成感が全くありませんでしたが、目標を達成していたのですね。計算上は目標を達成していたのですが、全く満足感がないので改めてチャレンジしてみます。

次回は3/7(土)に「皇居ハーフマラソン」に参加してレポートします。

 

UP RUN 今後の大会

https://do.l-tike.com/marathon/

 

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