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マラソン

2019/5/17

【大会主催者に聞く!】横浜マラソンの魅力とは?

2019年11月10日(日)に開催予定の横浜マラソン2019。港町・横浜を舞台に行われる大規模都市型マラソンです。本日は横浜マラソン組織委員会 事務局次長・福山さんに横浜マラソンの魅力についてお話を伺いました。
これから参加を検討されているランナーの皆さんは必見!すでに参加経験のあるランナーの皆さんも新たな魅力を発見してもらえるきっかけになれば幸いです。

――本日はよろしくお願い致します。まずは横浜マラソンの歴史を簡単に教えていただけますでしょうか。

横浜マラソンの歴史は長いのですが、フルマラソンとなってからは今回で5回目となります。2015年の初開催には約25,000人のランナーの皆さんにご参加をいただき、今大会では28,000人のランナーをお迎えする予定となっております。首都高速道路をコースの一部として使用させていただいていることが、コースの特色となっています。

――首都高速道路がコースとなっている点、ランナーの皆さんからはどのような反応がありましたでしょうか。

「首都高速を走れるのがすごく魅力的」とのお声をいただくと同時に、「首都高速を走るのが思ったよりもキツイ」とのお声もいただいています。首都高速をどう走るのかが、横浜マラソン完走のポイントの1つになっているという声もあり、2018年大会ではEXPO会場のステージで「選手のための攻略講座」を開催し、本大会の特色である首都高速をいかに克服して走るのか、という技術点についてお伝えをさせていただきました。
高速道路上にも給水所が設置されており、ここでも趣向を凝らした「給水パフォーマンス」が行われます。少しでもランナーの皆さんに楽しく走っていただけるよう、これからも工夫していきたいと考えています。

――横浜マラソンといえば、ラッキー給食【定番の給食メニュー(バナナ、飴、梅干など)に加えて、横浜・神奈川の地元の食品を中心に、決められた時間に限られた個数だけ提供される。すべてのランナーが食べられるとは限らない、食べられたらラッキーな「ラッキー給食」。どこの給水所で、いつ、何が出てくるかも当日のお楽しみ。】も魅力の1つだと思いますが、ランナーの皆さんからの反響はいかがでしょうか。

ランナーの皆さんにアンケートを取らせていただいたところ、「とても良い」と「良い」とお答えいただいた方が6割を超えている状況です。今大会でも一人でも多くのランナーの皆様にお楽しみいただけるよう、提供時間の見直しや品目・数量の拡大など、過去大会の経験を踏まえて改善をしていきます。
横浜中華街のイメージが強いのかもしれませんが、『崎陽軒のシウマイ』が嬉しかったというお声をよく聞きますね。今年もシウマイは崎陽軒様のご協力でご用意しておりますので、食べられたランナーの方は是非楽しんでいただければと思います。

――各給水所でランナーの皆さんを応援してくれる「給水パフォーマンス」ですが、こちらは何かエピソードなどありますでしょうか。

昨年、コース沿道にある本牧南小学校の児童の皆さんが、運動会で披露したプログラムを、給水パフォーマンスでも披露してくれました。本当に一生懸命のパフォーマンスでしたので、きっとランナーの皆さんの疲れを吹き飛ばしてくれたのではないかと思います。
給水パフォーマンス以外でも、本当に多くの沿道の皆さんがランナーに熱い声援を送ってくれます。これも横浜マラソンの大きな魅力ではないかと思っています。

――横浜マラソンに参加された方から、「ボランティアの方がすごくフレンドリーで印象に残った」との声をお伺いしました。横浜マラソンにとってボランティアの皆さんはどのような存在なのでしょうか。

2018年大会では7,000人を超える多くのボランティアの皆様のご協力をいただいており、横浜マラソンはボランティアの皆さんのご協力無しでは考えられません。大会前のランナー受付から、大会当日には給水・ゴールでのお出迎えなどのお手伝いの他、医師や看護師の方には救護のお手伝いもしていただいており、安全・安心な大会を作り上げるため、本当にたくさんのご協力をいただいています。本当に心から感謝しております。

――ボランティアの方というのは、お手伝いをいただく当日だけお集まりいただいているのでしょうか。昨年の大会を拝見させていただいた際、ボランティアの皆さんがすごく一体になって運営業務をされていた印象がありまして・・・・・・。

ボランティアの皆さんには、事前に研修を受けていただいた上で、お手伝いをいただいています。ボランティアの皆さん全体に向けての研修とそれぞれの役割の研修などを受けていただいており、大会事務局とボランティアの皆さんが一体となってランナーの皆さんに少しでも楽しんでいただけるよう、一丸となって取り組んでいます。

――エントリー枠の1つとして、「女性ランナー優先枠」が本年度より新設されましたね。

横浜マラソンも含め、全国男女混合のマラソン大会では、参加の男女比が概ね8:2くらいとなっているのが現状です。横浜市ではスポーツ推進計画というものを策定しており、その中で「女性の運動の推進」を掲げ、女性の方がより多く運動する機会を持っていただきたいと考えています。
横浜マラソンがその一つのきっかけになってほしいという想いなどから、「女性ランナー優先枠」として10,000人を設定致しました。この大会を1つの契機として、より多くの女性の方がスポーツを身近にして下されば、本当に嬉しいですね。

――「女性ランナー優先枠」の新設によって、これまでの大会との違いはあるのでしょうか。

今までよりも多くの女性ランナーをお迎えすることを想定すると、トイレの設置数や更衣スペースの見直しなど、より快適に参加いただくための整備が必要になると考えています。また、お子様がいらっしゃる女性の方にも安心して大会にご参加いただけるよう、「NPO法人おれんじハウス」様にご協力をいただき、託児のサービスもご用意致します。
大会事務局として「女性ランナー優先枠」新設を1つのきっかけにし、その整備だけをするのでは無く、過去大会の経験を踏まえ、ご参加いただくすべてのランナーの皆さんがより快適に、より楽しく参加をしていただけるよう、見直しを行っています。

――「横浜マラソン」には全国各地より多くのランナーの皆さんが出場されます。せっかく横浜にいらっしゃっていただく皆さんへ、福山さんご自身が考える「横浜おすすめスポット」があれば、是非教えてください。

有名スポットで恐縮ですが、「港の見える丘公園」から見える風景を是非ご覧いただきたいですね。皆さん、坂がきついイメージがあるのか、頂上までは登られないことが多いようなのですが、実はみなとみらい線の元町・中華街駅からエスカレーターでもアメリカ山公園に上がることが出来るんですよ。港町・横浜を一望できる絶好のポイントですので、是非足を運んでいただけると嬉しいです。
あと、「象の鼻パーク」から赤レンガ倉庫やランドマーク方面を望む景色が、個人的に大好きです。「これぞ横浜!」という景色だと思っています。皆さん大さん橋に行かれる機会があるようでしたら、是非「象の鼻パーク」にも立ち寄ってみてください。

・みなとの見える丘公園の情報はこちら(外部サイト)
・象の鼻パークの情報はこちら(外部サイト)

――おすすめのグルメ情報はありますでしょうか。

横浜というと「都市」のイメージが強いのかもしれませんが、横浜でとれた新鮮な旬の野菜や果物、卵、“はまぽーく”などの農畜産物を食べられるお店がたくさんあります。地産地消に取り組まれているお店で、是非「横浜の味」として楽しんでいただけると嬉しいですね。

・よこはま地産地消サポート店 店舗一覧(外部サイト)

――最後に、参加を考えておられる皆さんにメッセージをお願い致します。

第5回の節目の大会となり、安全・安心はもとより、少しでも皆さんに楽しんでいただけるよう、大会の準備を進めています。ボランティアや沿道の皆さんの熱い声援を受け、完走を目指して走っていただき、横浜の魅力を是非存分に味わってください。
2019年9月には、フルマラソンの折り返しとなっている横浜南部市場もリニューアルオープンする予定となっており、より一層楽しんでいただけると思います。すでにご参加をされたことがある方も、初めて参加を考えていらっしゃる方も、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

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