カテゴリー選択

お役立ちコラム

マラソン、トライアスロン、自転車などのスポーツ関連や大会に向けての準備など
お役立ち情報を発信しています。ぜひご覧ください!

自転車

2021/2/15

『熟年初心者がロードバイクに乗ってみた』⑫ 子安神社~時平神社~高津比咩神社~八王子神社までのポタリング!

2月13日(土)、本来は「マラソンフェスティバル in国営昭和記念公園2021」に参加する予定でしたが、緊急事態宣言の期間延長に伴い、残念ながら大会が中止になってしまいました。

そこで、先日コラムでレポートした「下総三山の七年祭り」の神社を巡ることにしました。

 

「下総三山の七年祭り」に参加している神社

神社             所在地          祭りでの役割

(済)二宮神社       船橋市三山             父・夫

(済)菊田神社       習志野市津田沼       伯父

八王子神社          船橋市古和釜          末息子

高津比咩神社         八千代市高津          姫君

時平神社               八千代市大和田・萱田町       長男

(済)大宮大原神社    習志野市実籾          叔母

(済)三代王神社      千葉市花見川区武石               産婆

子安神社              千葉市花見川区畑町               母・妻

(済)子守神社         千葉市花見川区幕張               子守

 

まだ巡っていない神社は子安神社、時平神社、高津比咩神社、八王子神社です。

時平神社は大和田時平神社と萱田時平神社の2社が参加しています。

 

海浜幕張からの順路を調べると、子安神社→萱田時平神社→大和田時平神社→高津比咩神社→八王子神社の順に巡ると効率がよさそうです。

Google Mapで検索すると片道19.4km、移動時間は1時間22分の行程になります。

 

早速、出発です。国際大通りを北上して三代王神社の手前の交差点を右折、花見川サイクリングロードから千葉市しらさぎ公園を通り抜けます。京葉道路の上を通る橋を渡ると目的地に着きます。

口伝によると、第50代桓武天皇の御宇、平安時代初期の延暦年間(782年~806年)、この一帯を支配する豪族により築かれた子安古墳のお山を御神体として、五穀豊穣の神として創祀された。

子安大明神として祀られたが、第60代醍醐天皇の御宇、延喜年間(901年-923年)に奇稲田姫命を勧進して祀ったといわれています。

 

境内に入ると左右に記念碑などが並んでいます。

 

拝殿が見えてきました。

早速祈願します。

祈願も済んで周辺を観て回ります。

 

拝殿の右手前には稲荷大明神が祀られています。

 

手水舎です。絶えず水が流れています。

 

神輿庫です。

 

境内にはいくつかの神社が祀られていました。

三峯神社です。

 

大杉神社と古峯神社です。

一通り観て回ったので次の目的地の萱田時平神社に向かいます。

Google Mapで検索すると県道72号線を北上すると行けるようです。

移動距離は7.1km、移動時間は27分です。途中で花見川団地や鷹の台カンツリー俱楽部を通過して八千代市大和田に向かいます。

時平神社は同じ地域に4つ存在します。そのうち古くからある2社が「下総三山の七年祭り」に参加しています。

萱田町 時平神社=元和元年(1615)創立。

大和田 時平神社=慶長15年(1610)創立。

小板橋 時平神社は昭和16年に大和田から分社しての創立。

萱田下 時平神社由緒は見つからず不明。

菅原道真公を太宰府へと左遷させた張本人とされる藤原 時平を祀った神社です。

 

目的地に着きました。

国道296号線沿いに入口がありました。

 

左にある脇参道からお参りします。

敷地内の脇にロードバイクを駐輪しました。

 

改めて参道入口から観て回ります。

 

参道には参拝記念碑が並んでいます。

 

右手に手水舎があります。

 

拝殿に着きました。早速祈願します。

 

祈願が済んだので次の目的地大和田時平神社に移動します。

国道296号線を西へ850m進むと大和田時平神社があります。ロードバイクだと4~5分の距離です。

大和田公民館に向かう道を左折して50mほど進むと到着します。

 

拝殿です。早速祈願します。

 

合祀した神社が祀られていましたが、神社名がわかりませんでした。

一通り観終わったので、次のも目的地である高津比咩神社(たかつひめじんじゃ)に移動します。

Google Mapで検索すると移動距離2m、移動時間9分で行けそうです。

 

高津比咩神社も藤原時平にゆかりがあり、時の住職が記した『高津観音堂本尊縁起』には以下の記録が残されています。

・平安前期、菅原道真を追放した祟りで亡くなった藤原時平の妻と第五息女高津姫は、東下りをして下総の久々田に漂流した時、舟が石となった。

・姫は三山から当地に落ち着き、花の洛の昔を偲び亡父を慕いながら当地で一生を終えた。彼女が守り本尊としていたのが十一面観世音菩薩で、高津観音寺に安置された。

・高津姫は高津比咩神社に祀られ、当地の産神様となった。

 

到着しました。

 

拝殿で祈願します。

 

手水舎です。

 

境内には合祀された神社が点在します。これは天満宮です。

 

左が金比羅神社、中央と右側が八坂神社です。

 

御嶽神社です。

 

「出羽三山」講の石碑です。

一通り観て回ったので次の目的地である八王子神社に向かいます。

Google Mapで検索すると4.9km、20分の移動時間で到着できそうです。

北西に進み、東葉高速鉄道線の八千代緑が丘駅前を通って向かいます。

 

八千代市から船橋市の古和釜町に入るとすぐ右手に目的地が見えてきました。

上り坂の途中にあります。

点前に駐車場があったのですが、反対車線を走行していたので、登り切ったところに駐輪できないか確かめてみます。

 

残念ながら見当たらなかったので、写真だけ撮影して坂の下にある駐車場へ戻ります。

 

駐車場の邪魔にならない場所に駐輪します。

 

坂の途中に「下総三山の七年祭り」の説明が出ていました。

二宮神社にも同じ説明がありました。教育委員会が作成して掲出しているようです。

他にも郷土環境保全地域の説明も出ていました。

 

オフィシャルのHPに御由緒が出ていたので抜粋します。

古伝によれば、当神社は八王子さまと称して、平安時代の大同2年(西暦807年)には神社として創建されておりました。

まだ居住表示が千葉郡豊富村字古和釜だった昭和初期までは、境内で農具市が開かれ、明治・大正頃までは富士山へ参拝する「富士講」が人々の生活に欠かせない役割を果たしておりました。今も仙元宮として、境内に祀られております。

また、千葉県の無形民俗文化財として知られている七年祭りは、当神社も末っ子の役どころで大神輿を船橋市三山の二宮神社へ渡御しており、地域の氏子崇敬者の協力により、およそ500年続く伝統を守り続けております。

神社の森は、県の郷土環境保全地域の指定を受け、人々の心のよりどころとして親しまれております。

 

あらためて参道に戻って参拝します。

 

階段をあがって鳥居をくぐり抜けます。

 

すぐ右手に小高い塚あり、仙元宮が祀られていました。

 

拝殿です。

しっかり祈願しました。

 

小祠群、左から2番目は大杉神社です。

 

石碑の向こう側に神輿庫があります。

 

坂の上をあがったところにも参道があります。

境内の裏手は森になっています。

 

一通りまわりした。これで「下総三山の七年祭り」に関連する神社をすべて巡り終わりました。

すべての神社を巡って思ったのですが、どこの神社もきちんと手入れされていました。神職の方だけではなく、地元の方がサポートしている地域密着型の運営をされているのだと思います。

今回巡った神社以外にもたくさんの神社がありますが、今回ポタリングでレポートするまでは全く関心がなかったです。

勤め先と自宅の往復にある施設やお店には関心を向けても自分が住んでいる地域には全く関心を持っていなかったことに改めて気づきました。

コロナか禍でリモートワークが増えて通勤すらないこの頃です。こんな時だから改めて自分の住む地域に目を向けることが大切だと思いました。

 

海浜幕張駅までの帰路は日本大学理工学部船橋キャンパス、京成大久保駅経由でひたすら南下して、走行距離13.5kmを1時間程度かけて帰りました。

手元のGARMINでは走行距離31.21km、走行時間2時間20分54秒、平均スピード13.3km/h、

獲得高度134mでした。参拝や休憩に費やした時間は約3時間30分だったので、都合6時間程度のポタリングでした。

体力づくりにも役立ちますが、気分転換にもなりました。

他の記事を見る