2021年1月21日(木)に亥鼻城(いのはなじょう)までポタリングをしてきました。
天気は晴れ、気温は8℃でしたが、ロードバイクを漕ぎだしたらすぐに暑くなってきました。
海浜幕張駅をスタートして国道14号線を千葉方面に進み、国道357号線に切り替わる手前で地下トンネルがあります。地下トンネルに入るのは少し怖かったので、このあたりでゆっくりできるところをGoogle MAPで探すと亥鼻城が近くにあるのを発見。目的地を千葉市亥鼻公園にしました。
亥鼻城は千葉城とも呼ばれていて、平安時代に千葉氏の初代当主である千葉常重が千葉県千葉市中央区(旧:下総国)に居館を構えた平山城です。城域は亥鼻公園から千葉大学亥鼻キャンパスを含む広大な領域が城跡であり、地名をとって「亥鼻城跡」と呼ばれています。
亥鼻公園内に行くには正面から階段を上って行けますが、自転車でもいのはな山をぐるりと裏手まで登ればそのまま行けます。坂の途中には公園の敷地内にある千葉県文化会館の脇を通ります。
以前、ゴールデンボンバーさんや中川翔子さんのライブを観るために訪れたことがあります。
コロナ禍が収束してまたライブが観られるようになることを祈りつつ通過します。
千葉県文化会館を通過して坂を上り、亥鼻城の裏手に出ます。
この先を進むと千葉大学医学部や附属病院が立ち並びます。
亥鼻公園に入り、お城の正面に進むと千葉常胤(ちば つねたね)の騎馬像がお城の前にあります。
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将で、千葉氏を豪族から御家人の地位まで登らしめた千葉家中興の祖といわれるそうです。
千葉常胤騎馬像の向かいには甘味処の「いのはな亭」があります。
緊急事態宣言下なので閉まっていました。
お店の正面には公衆トイレやベンチがあるので、ここで少し休憩して一息つきます。
せっかく来たので少しだけお城の周りを見て回ります。
亥鼻城自体は千葉市立郷土博物館になっていて、小学生のころだと思うのですが社会科見学か何かで来たことがあります。当時は亥鼻城の中にプラネタリウムがあったのですが、2007年に閉鎖しており、今では展示室になっているそうです。
お城の前の広場を歩くと東京大空襲の慰霊碑や原爆の慰霊碑などが並んでいます。
周辺には数々の石碑や彫刻などがあり、ざっと一回りしました。
一通り見て回り、帰ることにしました。帰る途中に「いのはな山」から見えた眺望です。
方角的にJFEの工場らしき煙突が立ち並んでいるのが見えます。
いのはな山を下り終わり、出発地の海浜幕張駅に向かいます。
来た道をそのまま戻るのも芸がないので、国道よりも海よりの道を選んで帰ります。
途中、モノレールの県庁前駅を通過しました。
そのまま進み、JR線の本千葉駅を通過します。
道なりに進み、国道14号線を通過します。モノレールの線路の向こうに見えるのは千葉支庁です。
まっすぐ進んでJR京葉線まで進みます。奥に千葉ポートタワーが見えます。
京葉線の手前を右折して、京葉線通りを東京方面に進みます。
右側には幸町団地が続きます。
京葉線通りからこじま公園通りを経由、マリーナストリートを右折し、千葉西警察署の手前を左折して花見川を渡ると海浜幕張駅はもう間近です。
無事に海浜幕張駅まで戻ると休憩時間を抜いた移動時間は1時間32分、走行距離は23.64kmでした。
平均スピードは15.3km/h、最高速度は35.4km/h、高度上昇量は85mでした。
いのはな山ぐらいしか上り下りがなく平坦な場所を漕いだこともあり、脚はそれほど疲れていませんでした。
今度はもう少し移動距離を伸ばしてみたいです。