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マラソン

2020/12/28

『熟年初心者が走ってみた』㊻川内杯栗橋関所マラソン大会

今回は12月27(日)開催、「川内杯栗橋関所マラソン大会」をレポートします。

この大会は男女別で10Kmを走ります。

昨年の優勝者は10kmを29分台で走っていて、完走者794名中627名が60分を切っていました。8割近くが60分を切るレベルの高い大会です。

天気は快晴、気温は4℃、日差しがでていますが寒いです。

 

最寄り駅はJR宇都宮線の栗橋駅です。会場までは徒歩で約20分かかります。

 

会場に向かう途中、女子の部を走り終えたランナーとすれ違いました。

お疲れ様でした。

 

会場付近に到着しました。

 

受付ではアルコール消毒、検温(自動計測)、申告書の提出を行います。

検温と申告書の提出が済むとゼッケンに検印を押してくれます。その場で参加証を受け取ります。

参加賞です。袋が令和3年のカレンダーになっていて、中には久喜市商工会議所発行の共通商品券500円、飲食店関係マップ、クッキー、入浴剤、ゼリー飲料、スポンサーのチラシ等が入っていました。

 

荷物置場の前に係員がいますが、荷物につけるゼッケン番号を書いた札を渡してくれます。

貴重品の預かりなどはなく、自己管理。係員は盗難防止の抑止力として大会中待機しています。

河川敷にブルーシートを敷いてあるのですが、石でゴツゴツしていました。

更衣スペースも用意されていましたが、トラックスーツを脱ぐだけの状態で来たので使いませんでした。

 

仮設トイレが用意されていましたが、行列ができていました。

行列ができることを想定して、栗橋に向かう途中の乗換駅でトイレを済ませていて良かったです。

 

今回のコースは利根川河川敷 久喜市栗橋地先水神宮様前をスタート地点として北西に利根川沿いを走り、5Km地点で折り返す往復10Kmのコースです。

土手下の舗装路を走るのですが、コースが広くて見通しが良いコースです。タイム計測はネット集計です。

レースでは、大会ディレクターの川内鴻輝さん、ゲストランナーとして、川内優輝さん、川内侑子さん、川内鮮輝さん、田中希実さんが走ります。

 

レースはウェーブスタートを採用し、ウェーブ1・2にゲストランナーが参加、ウェーブ3以降はペーサーがついて参加者の記録をサポートします。

 

ペーサーは川内鴻輝さんの母校である花咲徳栄高校の駅伝競走部が担当してくれます。

 

スタート時間が近づき、参加者が目標タイムに合わせて整列しました。

スタート前に前方で川内優輝さんがあいさつしているようです。時々歓声があがりますが、わたしはウェーブ9にいるので良く見えませんでした。

 

スタート時間になり、ウェーブ1がスタートしました。

ウェーブ1では川内兄弟が参加者と一緒にスタートしました。

 

数分空けてウェーブ2がスタート。ウェーブ2では田中希実さんが参加者と一緒に走ります。

ウェーブごとに数分空けてスタートしていきます。

この頃には気温も8℃まで上がり暖かくなってきました。

 

わたしが走るウェーブ8~10は10分後に一斉にスタートしました。

ウェーブ9でスタートしましたが、スタート時のペースが遅く感じて、ウェーブ8についていくことにしました。

ウェーブ8は55分目標のペースです。最初の1kmは5分33秒で走りました。

もう少し早いペースが良いかなとも思いましたが、3日前の木曜日にランニングしたときに右脚のふくらはぎが痛くなってランニングを中止しているので抑えめに走りました。

2km地点ではキロ5分41秒のペース。この地点で田中希実選手とすれ違いました。

男性の参加者を数人引き連れて駆け抜けていきました。

3km地点で5分46秒、4km地点で5分53秒と少しずつペースが落ちていますが、5kmの折り返し地点を30分以内で折り返しできそうです。

5Km地点は6分8秒でしたが、手前の給水ポイントで立ち止まって水分を摂ったので、ここまでは概ね予定通りのペースです。

6km地点の手前から右脚のふくらはぎが痛み出しました。

少しペースを落としたら何とかなるかと思ったのですが、痛みが増してきます。

ふくらはぎが攣りそうになり、立ち止まりました。

立ち止るや否やスタッフの方がすぐに駆け寄ってくださり、様子を見てコース脇に誘導してくれました。

わたしに脚の状況を質問しながら、ストレッチとマッサージをしてくれます。

すぐに再スタートしたいとはやる気持ちを察してくれたのか、あえて丁寧にマッサージをしてくれました。

リタイアして車で戻ることも提案してくれましたが、自力でゴールしたいと意思を伝えたところ水分補給を勧められて補給後に再スタート。

マッサージを受けている間にほとんどの参加者に抜かれてしまったので順位はどうしようもないですが、完走目指して走ります。

スタッフの方がゴールまで伴走してくれました。ありがたいという気持ちと申し訳ない気持ちが入り交じって複雑な気持ちで走りました。

途中も脚が痛むので走ったり歩いたりの繰り返しでゴールを目指します。

伴走してくれたスタッフの方が、「汗がすごいので水分補給しましょう」、「右脚をかばって走っているので、少し歩きましょう」など声を掛けてくださったのがありがたかったです。

脚が痛むのでペースは上がりませんが、何とかゴールしました。

GARMINの記録では1時間17分15秒でした。

 

ゴール後はそのままスタッフに誘導されて救護テントへ移動。ストレッチをしながら触診していただき、肉離れにはなっていないが3日間は走らないようにと指導を受けました。

入念にマッサージして湿布薬を貼った後、脚を固定する様に固めに包帯を巻いていただきました。

ぐるぐる巻きに包帯を巻いてくれたので内心驚きました。

治療をしてくださったスタッフの方と最後まで伴走してくださったスタッフの方にお礼を伝えて荷物置場へ移動し、着替えを済ませて会場を後にします。

 

会場を離れる時にスタッフの方が川内さんと記念撮影していました。

 

走り終わって張りつめていた気持ちが緩んだのか、帰りの歩きは右脚のふくらはぎがさらに痛みました。

土手をあがるのもかなり痛かったです。駅までゆっくり歩いて移動し、電車の待ち時間があるので休憩がてら昼食をと思ったのですが、どこも満席。参加賞で頂いた商品券は残念ながら使えませんでした。

駅の反対側にいけば入れたかもしれませんが、脚が痛むので駅の構内で電車を待つことにしました。

乗車後、乗り換えでの階段に苦労しながら途中の南越谷駅周辺で昼食を済ませて17時前に自宅に戻りました。

 

大会のホームページを確認すると記録が出ていました。

1時間17分10秒、526位でした。

429名が1時間以内でゴールしていました。

今回は残念な結果でしたが、大会スタッフのみなさんに助けていただきながら走り切ることができました。

コース自体は走りやすくて、途中までは気持ちよく走れました。また参加したいです。

 

次回は12/31 UP RUN足立区北千住荒川河川敷マラソン大会に参加予定です。

参加できるように残り3日間は安静にして治療に専念します。

 

【追記】

大会の完走証が発行されたので掲載します。

 

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