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自転車

2019/9/12

【大会主催者に聞く!】南砺城端サイクリング祭 第1回隅から隅までずずずいーっとエシカルライドの魅力とは?

2019年10月27日(日)に開催予定の「南砺城端サイクリング祭・第1回隅から隅までずずずいーっとエシカルライド」、富山県南砺市を舞台に実施されるロングライドの大会です。本日は大会の実行委員長・山田清志さんに初開催への意気込みを伺います。

Q:開催のきっかけを教えてください?

A:富山県にも大きなサイクルイベントがいくつかありますが、県内でも呉西地区(富山県を東西に二分する呉羽山の西の地区)には、大きな大会がなかったので、呉西地区でサイクルイベントを開催したいと常々思っていました。富山県においても昨今サイクルツーリズムへの関心が高まっており、インバウンド需要も含め観光面の強化につながればと思い、開催に踏み切りました。

Q:大会について、基本情報をお話してください。

「南砺城端サイクリング祭」は、初夏6月に「第1回城端ぐるっとエンジョイサイクリング」という距離約33kmのファミリー層の参加を念頭に置いたファンライドをまず開催しました。

「城端ぐるっとエンジョイサイクリング」は。6月15日、16日の二日間開催の予定でしたが、二日目16日は折からの荒天により、中止せざるを得ませんでした。しかし、梅雨の合間を縫って無事開催された15日は、心配された雨にもほとんど降られず、午後には陽の射す時間にも恵まれる中、出走者全員元気にゴールしていただけました。スタート会場の城端別院 善徳寺を出発したサイクリストたちには、初夏の散居村や伝統の街並みを駆け、またお気に入りの観光地を自由に散策したり旧井波駅舎や福光ささら屋といった城端ならではのエイドステーションでのグルメを味わってもらいながら、約33kmのコースを存分に楽しんでもらえたことと思います。

そして、この秋10月27日(日)に「第1回隅から隅までずずずいーっとエシカルライド」を距離100km超の本格的ロングライドとして実施します。

我々が大会を行う富山県南砺市には、いくつもの名所が点在しています。世界遺産に選ばれている五箇山の合掌造りをはじめとして、いくつもの古民家が残る城端の歴史的な街並み、日本の田園の原風景を思わせる散居村の眺め、文化的価値の高い井波の石畳の街道など、面積約669㎡の南砺市内には見所がいっぱいです。又、スタートゴール会場の城端別院善徳寺は、真宗大谷派の有名な古刹です。そんな数多くの見所を過不足無く楽しんでもらえる乗り物といえば、やはり自転車ということになるでしょう。多くのサイクリストに南砺市の景色や歴史文化を楽しんでいただき、大会で魅力あるコースを作っていき、将来的には普段からサイクリストが行き来してくれる、サイクリストの町となってくれると良いなと思い、開催を決定しました。

Q:その100km超のコースにちりばめられた見所を具体的に教えてください。

A: 城端別院善徳寺をスタートし、国道304号線で五箇山へ。五箇山トンネルを越えると五箇山に入ります。トンネルを抜けると山々の紅葉が目に飛び込んできます。世界遺産白川郷・五箇山の合掌造り集落の一つ「相倉合掌集落」の入り口を通過し、下梨交差点で右折して国道156号線に入ります。

その後は第1エイドステーションの道の駅上平「ささら館」を目指します。ささら館の周辺には、北陸最大の合掌造り「国重文 岩瀬家」や妙好人赤尾の道宗が開基の「行徳寺」があります。

「ささら館で折り返して、西赤尾橋脇から市道に入り、「菅沼橋」を渡り世界遺産白川郷・五箇山の合掌造り集落に一つ「菅沼集落」の傍を通り国道156号線に入ります。下梨交差点を直進し、道の駅たいら「五箇山和紙の里」を通過し、庄川峡を眼下に第2エイドステーションの「閑乗寺高原」を目指して走ります。この時期の庄川峡は紅葉が始まっていて、山や川を映すロケーションは最高です。

第2エイドステーションの閑乗寺高原では、眼下に砺波平野の散居村を一望しながら、疲れた体を休めていただきます。

閑乗寺高原からは、第3エイドステーションの道の駅福光「一福茶屋」を目指します。この間には、彫刻で有名な井波の街並み、越中一之宮「高瀬神社」、福野農学校跡の「巌浄閣」、「安居寺」があり、長閑な農村風景野中を走ります。

道の駅福光「一福茶屋」を出てからは福光から城端の山際を走り、IOXアローザ入り口を通り、桜ヶ池に向かいます。桜ヶ池からはゴールの善徳寺まで10kmで、稲刈り風景を見れるかもです。

また、上記のようにエイドステーションは3カ所+αを予定していますが、いずれも地元のグルメを味わっていただきながら、休憩地点としてゆっくり休んでいただけるような作りにしたいと思っています。6月のエンジョイサイクリングでは、地元で人気のスイーツを中心に提供させていただきましたが、秋はロングライドですので、力強い走りを助ける食材というところも意識して選びたいと思っています。

Q:気になっていたのですが、タイトルにあるエシカルライドというのは何を意味していますか?

A:先ほども申し上げたように今回、大会を立ち上げるに際し、この大会を通して南砺市をサイクリストに優しい町に作り上げていきたいという思いが強くありました。たまたま最近エシカル消費という言葉をよく耳にするようになり、その言葉の響きが気になっていました。

エシカルというのは、“倫理的な”という英語の形容詞で、エシカル消費というのは、一人ひとりが人と社会、地域や地球環境を考慮した商品を選んで購入するようになれば、様々な社会問題を解決していけるのではないかという「希望をもたらす消費活動」のことを意味しています。人力で走る自転車はそもそも環境に配慮した「エシカル」な乗り物だな、と思ったのがこの大会をエシカルライドにすることにしたきっかけです。

当大会では、そのエシカルな乗り物・自転車で参加者に楽しく走っていただき、走った皆さんの走行距離を1km=1ポイントとして換算し、そのポイントに応じた金額を、より豊かなサイクルライフの環境整備を実現してくれる団体に寄付し、<当大会参加者の走行ポイント⇒大会よりしかるべき団体に寄付⇒自転車に役立つ物、ことへの投資⇒サイクリストの利便性アップ⇒自転車人口増加⇒健康・環境等で社会貢献> という流れを作りたいと思います。つまり参加者の皆さんの完走を目指す汗が、エシカルライドそのものであると考えています。具体的な寄付先や、それをどのように活用していただくかは、現在検討中ですが、決まり次第大会のホームページ等で発表していきます。

Q:他に何か大会の特徴と言えるものはありますか?

A:そうですね、27日は朝7時半スタートを予定していますので、前日受付をする準備をしています。そこで前日の26日、南砺市に宿泊をしたいという参加者に、大会推奨の宿として、世界遺産五箇山の合掌造りに泊まれるプランをご用意しました。大部屋にはなりますが、夕食付きでご提供いたします。また、二棟に限られますが、グループで泊まれるコテージもございます。ホームページで確認し、宿泊もぜひご検討ください。

また、10月26日、27日は南砺市全体で「なんと彩菜まつり」というイベントが開催されています。地域の歴史や文化、食などを楽しむ体験型イベントですので、参加者の皆さんには大会のゴール後や前日受付の時などにこのイベントも併せて楽しんでもらえるような仕組みを考えたいと思います。その他、ゴール後には、スタートゴール会場の善徳寺のお風呂に入っていただけるようお寺で準備してくれるそうですので、ご希望の方は是非、お寺のお風呂も体験して帰ってください。

それと、柳家緑太さんというサイクリングを趣味とする東京の落語家さんがいらっしゃるのですが、6月の「城端ぐるっとエンジョイサイクリング」の時、土曜日の夜、柳亭市弥さんという落語家さんと二人の出演で「市弥・緑太二輪会」という落語会を催しました。自転車大会のコラボレートイベントなので、普通二人会というところが二輪会というタイトルなのですが、二人は、昼には大会に参加し、その感想も交え一人二席ずつ落語を熱演してくれました。これが好評で今回も第2弾ということで、前日10月26日の夜、柳家緑太さん、入船亭遊京さんの出演で、「緑太・遊京二輪会」を開催します。緑太さんは、翌日ロングライドにもチャレンジします。
参加者の皆さんには、翌日の大会にリラックスして臨むために落語で楽しんでもらうのも一興かなと思います。ちなみに、参加者は特別料金でご覧いただけます。

Q:最後に、参加をお考えの皆さんにメッセージをお願いします。

A:大会初開催ですが、安全対策はもちろんのこと、参加者の方々に笑顔で完走してもらえるよう、また一年中いつでも南砺市にサイクリングに来たいと思っていただけるきっかけになるよう、実行委員会事務局では、万全の準備で臨む所存です。ボランティアで協力してくれる市民の人たちともども精一杯応援しますので、秋の南砺市での走りを思う存分楽しんでください。
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

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