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マラソン

2019/2/14

eyeron(Sonar Pocket)ミュージシャン&マラソンランナーとして進む道【後編】「あの日の自分を超えたい」

Sonar Pocketのヴォーカルeyeron氏は、マラソンを楽しみながらも、己の限界を打破するために日々挑戦し続けているという。eyeron氏のマラソンの楽しみ方を深掘りしつつ、eyeron氏が音楽とマラソンで実現したい目標は一体何なのか?そして、その目標を実現させるための秘策はあるのか?

――ランニングを継続するために、オススメの方法はありますか?

走ることは楽しいですが、辛くなったり、退屈になったりして辞めてしまう人もいると思います。1人で走ると続かなくなると思うので、仲間を作ってみてはどうでしょうか?僕は友人ができたことで、より楽しく走れるようになりました。仲間たちとゆっくり走れば、会話もできますからね。日頃溜め込んでいたものをランニング仲間に打ち明けるとスッキリするし、ランニングには不思議な力があると思います。あとは、自分が住む街を走ってみることをお勧めします。今まで気付かなかった所にお店があったりして、何かしらの発見があるんですよね。それだけでも楽しくなると思いますよ。

――マラソンを続けてきたことによって、心境の変化はありましたか?

走ることで強い気持ちが生み出されています。今まで以上に熱い想いを伝えたくなり、感謝の気持ちが生まれやすくもなっていますね。メンバーに対してはもちろん、音楽で応援してくれるファンの方に対しても、より純粋な気持ちで向き合えていると思います。

――最近は、どのようなトレーニングをしていますか?

ランニングを3年ほど続けてきましたが、最近は、これまでやってこなかった体幹などのコア・トレーニングを導入していますね。快適に走るために、筋力トレーニングを行うのも良いと思います。テレビを見ながらできるエクササイズもありますし、自分にとって未知の部分を発見できれば楽しみが増えるはずです。

あとは、上を目指すために、パーソナルトレーナーと色々話しながら練習に取り組んでいます。なかなか時間の確保が難しかったりもするので、2800mから3400mの酸素濃度の状態で走る低酸素ルームでトレーニングをすることもあります。

――ストイックですね。上を目指すとは、具体的にどんな目標をお持ちですか?

2019年に、マラソンで2時間30分を切りたいと思います。

――先日、オリジナルのランニングシューズを作られたようですが、それも2時間30分という高い目標のためですか?

そうですね。MIZUNOのランバード工場に行って、シューズ作りを見学しました。シューズ職人の宮本さんと初めて会いましたが、すごく優しい方で。シューズを履くとフィットして優しさにホールドされている感じがしました。宮本さんは、選手や靴に対して愛情をもって向き合ってきたのかなと思いましたね。宮本さんに作っていただいたシューズで、あの日の自分を超えたいです。

――あの日の自分を超えたいとは?

2017年の大阪マラソンの記録(2時間43分45秒)ですね。

友人からの紹介で宮本さんに会うことができました。マラソンは1人で走るスポーツですが、宮本さんと共にこれからも走っていけるのは心強いですね。

――高い目標を語っていただきましたが、今後の展望について教えてください。

お陰様でミュージシャンとして10周年を迎えることができました。引き続きチャレンジをしながら目標をより高く持って前に進みますので、ぜひSonar Pocketに注目してほしいですね。

ランニングは素晴らしいスポーツです。普段仕事や家事をしながら走っている方は「二刀流」ですよね。俺も皆さんのように、ランニングを「二刀流」として極めていきたいです。eyeronはまだまだ走り続けます。皆さんも一緒に走っていきましょう。

――これから2020年に東京オリンピックもありますし、楽しみですね。

東京オリンピックに向けて、様々なスポーツが話題になると思います。最近は、アスリートたちと交流することも多いのですが、アスリートが発した言葉をヒントに楽曲ができたこともあります。来年に向けては、アスリートと共に楽曲を作りたいですね。自分ならこれができるし、「アスリート×アーティスト」をテーマに日本を盛り上げて世界へ発進していきたいです。

――最後に、eyeronさんにとって、マラソンとは何でしょうか?

終わりのない旅路ですね。色々な人生があると思いますが、人生の終わりを決めるのは自分自身だと思います。目標タイムをクリアできなかったとしても、やり続けることで微かな光が見えてきます。音楽と共に、まだ見たことがない景色を目にできたら素晴らしいですよね。  (了) 

文:佐久間秀実

eyeron(Sonar Pocket)ミュージシャン&マラソンランナーとして進む道【前編】「マラソンに心の底から喜びを感じる」

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